<タンザニアのど真ん中から、生存確認と成果の一部の報告をします>

RJSの皆様へ

ただ今Raleigh International TanzaniaでTanzaniaのIringa regionに滞在している、林将平です。

タンザニアに来てから、報告の時間が取れず、報告が遅れてしまい申し訳ないです。

Raleigh International の活動は、三週間刻みで行われ、自分は現在Natural Resource Management Projectと、Trekkingの二つを終えて、次のプロジェクトへの準備のためのchange overの時間で、キャンプサイトに泊まっています。今回は、Raleigh Tanzania と合流してから、自分がどのような事をしてきたのかお伝えします。(日本人初の参加者ということで、Raleigh のスタッフにインタビューを受け、それが公式ページに乗りました。RSJについても述べたので、よかったら拝見してみてください。https://raleighinternational.org/blog/tanzania/spotlight-shohei-raleigh-tanzanias-first-venturer-raleigh-japan/)

Raleigh Tanzania と合流してからは三日ほどキャンプサイトでブリーフィングを受け(Raleighの体制やビジネスモデル、危機管理やチームビルディングなど)。Raleigh Tanzaniaの参加者のほぼ半数が、イギリスからの参加者で、もう一方が現地のタンザニア人です。その他に、香港、中国、バミューダ、シンガポール、ベルギーからの参加者がいて、年齢層は下は17上が24と、とても幅広いです。中にはフェンシングでオリンピックを目指すものや、軍に志願するものなど、かなり多様な50人です。

メールを書く時間が無いほどにスケジュールが詰まって閉まっているため、NRM projectとtrekking(タンザニアのど真ん中を19日間テントで性格しながら250km歩く)は後日お知らせしますが、私が明日から参加する、SWASH projectについてすこし紹介したいと思います。

タンザニアでは、衛生問題、特にトイレが、未だに大きな問題となっています。例えば、初めに訪れた村は、250軒の家の中で、現代的な水洗トイレは僅か26個しかなく、それ以外全て、”穴”であり、極めて衛生状態が悪く、コレラやその他の感染症を広める原因となっています。また、学校では、女生徒の進学率が低く、その理由として、女生徒の為のトイレが設備されていないために、時期が来ると女生徒は学校に行かなくなってしまう、ということがあります。それらを解決し、子供たち、ならびに村全体の衛生意識を上げるために、三週間現地にホームステイをしながら、学校に女生徒用のトイレをつくり、子供たちに衛生について教えて、実践してもらう、活動をします。

全てが終わるのが、9月1日であるために、詳しいプロジェクトの概要、結果をお知らせするのは、少し後になりそうです。まずは健康で、そして全てを吸収して、帰ってきます。

林将平、凍える夜のタンザニアから。